





西洋人落語家が語るエキゾチックな世界。明治の寄席を大いに沸かせた西洋噺。幻のべらんめえ調探偵小説がここに蘇る!(帯文より)
革命で英国に避難していたフランス人貴族が、王政復古で妊娠中の妻を捨てて帰国。失意と貧しさの中で生まれた双子の数奇な運命がドラマティックな「流の暁」。偶然拾った一本の針から殺人事件を解決する「探偵」が魅力の「車中の毒針」。当時流行の幻燈を使い、見事、冤罪をはらす「幻燈」。父殺しの犯人を追い逆に罠にはまる娘とそれを助ける若者。予断を許さぬ展開が面白い「かる業武太郎」。全4編。(本書紹介文より)
|著者|快楽亭ブラック
|出版|筑摩書房(ちくま文庫)
|出版年|2005年
|サイズ|150mm×105mm
|状態|細かなキズ・ヨゴレ・スレなど経年による劣化がありますが、大きなダメージはなく、状態は状態へ概ね良好です。帯付き。