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衝撃の出合いってありますよね。この『陰者の告白』がまさにそうでした。著者の娘は平野レミで、つまり装画は娘婿(和田誠)の仕事。自身が麻薬に溺れた15年間を克明に綴っているから、途中、娘や婿に(が)嫌われないか気にかけるものの「まぁそんな心配はいらないだろう」というふうに、こちらが心配するほど書いている。読めない漢字、わからない言葉、正視に耐えない出来事ばかりなのに、これほどまでグイグイ読んでしまう経験は初めてだった。
…かつてインスタに初めて読んだときの感想を綴っていたので引用します。
|作者|平野威馬雄
|発行|話の特集
|出版年|昭和51年
|サイズ|201×137mm
|状態|函にスレやヨゴレなど細かなダメージ、本体にもスレなどダメージがあります。大きなダメージはありません。