







東京医科大学教授、日本製靴株式会社、三越本店靴仕入主任、3名のプロフェッショナルによる靴と足元にまつわる一冊。
戦後間もない日本では革靴といえば軍用靴で、少しでも軍国色を弱めるために革を染め直して一般に使用していたのだとか。物資の不足が当面の課題だった時代に明日の日本を見据えて書かれている。
目次
一、靴か下駄か
二、靴は何故革で造られるか
三、靴は如何にして造られるか
四、ヒールとハイヒール
五、扁平足と靴の関係
六、年令別に見た靴
七、靴の正しいあり方
八、どのような靴を選びべきか
九、靴の正しい取扱い方
十、正しく歩くために
十一、靴ずれ・タコ・魚の目・水虫
十二、靴の変遷
十三、今日の靴・明日の靴
|著者|野崎寛三、島田勝治、保坂慶一
|発行|國民工業學院
|出版年|昭和24年初版
|サイズ|約185×128mm、ソフトカバー
|状態|天地小口に日焼け。全体にうっすらとヨゴレ、細かなシミ。