本書は、大西洋横断飛行に最初に成功した飛行家リンドバーグ大佐の夫人であり、自らも世界の女流飛行家の草分けの一人である著者が、その経歴を一切捨て、一人の女として、主婦として、自分自身を相手に続けた人生に関する対話である。ほら貝、つめた貝、日の出貝など海辺の小さな芸術品に託して、現代に生きる人間なら誰でもが直面しなければならぬいくつかの重要な問題が語られる。(旧版新潮文庫内容紹介より)
|著者|リンドバーグ夫人(著)吉田健一(訳)
|発行|新潮社
|出版年|昭和49年第10刷
|サイズ|約152×105mm
|状態|ダストカバーに細かなヨゴレやシミや折れ、全体に経年の劣化があります。