天の川の流れを測る「アルビレオの観測所」は『銀河鉄道の夜』に登場します。アルビレオ。その美しい響きの正体は、はくちょう座を構成する星の名前です。
1951年、串田孫一と尾崎喜八が発行した同人誌『アルビレオ』は、その後同人を集め、1954年に『アルビレオ詩集』を刊行しました。
日本を代表する天文学者である野尻抱影が冒頭を飾り、武者小路実篤、火野葦平、亀井勝一郎、田中清光ら錚々たる執筆陣が名を連ねています。
|著者|アルビレオ会
|発行| 書肆ユリイカ
|出版年|1954年
|サイズ|175mm×130mm
|状態|全体に細かなシミ、ヨゴレ、キズなど、経年相応の劣化があります。小口には細かなシミがあります。大きなダメージはありません。