僕らの世代は浅井慎平といえば「サンデーモーニング」だろう。日曜の朝、テレビで快活にコメントする日焼けをしたチェックシャツのおじさん。子どもながらに海が似合う人(まわりにいない人)だと思った。カメラマンとしての浅井慎平に触れたのはそれからずいぶん後のこと。写真を見てもやはり浅井慎平のイメージは変わらなかった。というか、やはり写真も彼そのものだった。
コントラストの効いた写真は物体の本能を増幅する。スポーツにまつわる事物に迫ったフォトエッセイ。
|著者|浅井慎平
|発行|文藝春秋
|出版年|1985年
|サイズ|150mm×105mm
|状態|細かなスレ・汚れなど経年の劣化がありますが、状態は良いほうだと思います。表紙と裏表紙にうっすらと折れた跡があります。帯付きです。