『山岳』シリーズ全3巻の2冊目。山の「登山技術」「地質」「地理」「医学」について収録。深田久弥、勝見勝、近藤等、串田孫一、尾崎喜八、錚々たるメンバーが翻訳にあたっていることからも、本書を通じて、日本人の山岳文化・文学への親交をさらに高めていこうとする姿勢がうかがえる。地理のページを、建築家で早稲田大学山岳部OBである吉阪隆正が翻訳していることも興味深い。ナイスな装幀はグラフィックデザイナーの山城隆一。
|著者|モーリス・エルゾーグ(監修)
|装幀|山城隆一
|出版|朋文堂
|出版年|昭和32年発行
|サイズ|270mm×190mm
|状態|函の一部に破れ、函・本体ともに細かなキズ・スレ・ヨゴレなど、経年による劣化はありますが、大きなダメージはありません。古本としてお愉しみください。