1958年のある日、著者・小林信彦は翻訳ミステリーの全巻読破・紹介を雄々しく決意する。それから10年、本格推理からハードボイルド、サスペンス、スパイ・スリラー、冒険小説、SF、日本の作家の作品・・・・・と、“読み”の対象は広がり、膨大な量の“活字の地獄”との血みどろの戦いは続いた。755冊を俎上にあげ、激動と混乱の60年代の語り部となった著者の毒舌が冴える大河ブック・ガイドの名篇。(本書紹介文より)
|著者|小林信彦
|装幀|小島武(イラスト)平野甲賀(アートディレクション)
|出版年|昭和59年発行
|サイズ|152mm×106mm
|状態|細かなスレ・ヨゴレ、小口に日焼け(天の部分は強め)
など、経年による劣化がありますが、通読に支障はありません。古本としてお愉しみください。