昭和が終わり、天安門事件が起こり、リクルート事件がピークを迎え、美空ひばりが死亡し、東西の壁が崩壊し、宮崎勤事件が発覚した一九八九年。さまざまな時代の亀裂を見せたこのとんでもない一年に真向からぶつかり、体を張ってラジカルに問いかけ、問題の中心をひっぱり出す。“いま”という歴史をどう読み解くかをすべての人に示してくれる恐るべき89年の総括。(出版社webより)
|作者・訳者|橋本治
|装丁|天野祐吉
|出版|マドラ出版
|出版年|1991年第5刷
|サイズ|210mm×150mm
|状態|全体的に日焼けがあり、一部に汚れがありますが、読むことに差し支えありません。