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「装幀:岡本裕」と記載があるものの、調べても詳細がわからなかった。装幀のデザインが抜群。明朝体とFuturaの組み合わせの妙。
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長文ですが、印象的な箇所を引用します。
民家は、日本人がこの島に生活をもった時から、その成長が始まったわけだが、その形や生活は大した進歩を示しておらず、いわば原始住居に近い形を残している。それにもかかわらず、蓄積された生活の知恵によって、外国の民家にはみられない現代に共通する創造性を表現している。この庶民階級の貧しさや逞しさと自然の暴威や圧政の下に生き、その中に発達した造形性は、二つの形を民家に表現していった。その一つは、民芸といわれている民具と共に不健康に歪められた装飾と構造の表現であり、もう一つは、素朴で逞しい構造や形の空間性をもつ構成である。この本では、前者のような民家の極端なまでに歪められた民芸的表現は、できるだけ省き、後者を強調した。もし少しでも今までの民家とは違った形やディテールの持つ訴えに気がつかれたら、「民家の発掘」がすでにあなた自身によってなされたことであり、それは私の喜びでもある。(まえがえより)
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目次
まえがき
1 ⠀風土と民家
2⠀民家の構成
⠀⠀格子の造形
⠀⠀雨戸の造形とはたらき
⠀⠀障子のパターン
⠀⠀内部空間の造形
⠀⠀壁の帯域空間
⠀⠀屋根
⠀⠀装飾空間
図版索引
あとがき
|著者|西川驍
|発行|彰国社
|発行年|1958年初版
|サイズ|約204×213mm
|状態|全体にシミ、ヨゴレ、スレ。経年の劣化があります。