私はそんな高値を呼ぶらしいコレクションには目もくれない。純金の城やダイヤモンドの森に雪が降る超高級のスノードームもアメリカにあるらしいが、そんなものは石油王かマハラジャに任せればいいのだ。負けおしみではなく、世界のあちらこちらの土産物店で、安価に手に入るスノードームだからこそ、自分の思い入れたっぷり愉しめるのだ。(百瀬博教「はじめに」より)
文化人のみなさんがそれぞれにスノードームにまつわるエピソードを書くというのが基本構成だが、その間にある安西と百瀬の「対談」という名の「雑談」が実におもしろい。映画、歌、芸能といった時代のカルチャーとの接点が自然体で語られている。
|著者|安西水丸、百瀬博教
|発行| キネマ旬報社
|出版年|1996年初版
|サイズ|約217×154mm、151ページ
|状態|ダストカバーにシワ、ヨレ、スレ。本体底部にスレのダメージがあります。ページの状態は経年相応で比較的良好です。