







芸術にも科学を―。20世紀はじめに“抽象絵画”の概念をいち早く提唱し、絵画作品の新局面を切り開いたカンディンスキーが試みたのは、絵画の構成要素を徹底的に分析し、理論的・科学的に吟味することだった。点や線がもつ本源的な力を把握すること。そうしてこそ、それらが平面の上に置かれたときに相互に共鳴し合い、生きた作品としての“コンポジション”が実現するのだ。絵画にとどまらず、さまざまな造形芸術に大きな影響を与えた古典的名著。(筑摩書房版紹介文より)
|著者|ヴァシリー・カンディンスキー、西田秀穂(訳)
|出版|美術出版社
|出版年|1973年18版
|サイズ|220mm×158mm
|状態|外函に細かなシミ・ヨゴレがありますが、本体は目立つダメージはなく、状態は概ね良好です。