昭和を代表する珈琲研究家・井上誠が初めて書いたコーヒーの本。処女作にふさわしく、珈琲の歴史、樹、飲み方、日本の珈琲と、珈琲を俯瞰し、戦後間もない日本に「珈琲とは何ものか」を伝えている。
珈琲の知識については、自分が無知に等しいことを承知しながらも、ただこれを見、これをたて、これを味わう心は、誰にも恥じず、わがこととしているのです。(あとがきより)
|著者|井上誠
|出版|ジープ社
|出版年|昭和25年初版
|サイズ|184mm×127mm
|状態|古本の装いです。表紙カバーがありません。全体にシミや日焼けがあります。希少な本ですので、その状態を古本の味わいとしてお愉しみいただける方の購入をおすすめします。