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すばらしい風味、色、つや。バターのこの魔力に魅せられている私が、バターと最初に出会ったのは五十年も昔の、神戸で暮らしていた五歳のころのこと。明治生まれの父が、日曜の朝になると、炭火でパンをこんがりと焼き、バターをたっぷり塗って、再びちょっと火にかざしてバターをしみ込ませ、トーストを作ってくれたものでした。子供心にも、「なんておいしいものだろう」と感激したのが、昨日のことのように想い出されます。(本書より)
NHK『きょうの料理』で50年近く腕前を披露した料理研究家の城戸崎愛さんによる、バターを使った料理のレシピブック。日本における料理写真家のパイオニア、佐伯義勝さんの写真が実においしそう。
|著者|城戸崎愛(著)佐伯義勝(撮影)
|発行|雪印乳業株式会社
|発行年|1980年
|サイズ|約264×188mm
|状態|本体に少し歪み。ページところどころに小さなシミ。表紙には細かなキズ。小口に細かなシミ。