リチャード・ブローティガン。いい名前だと思う。ポートレートの眼光は鋭い。 彼の書く言葉には妙な落ち着きと飛躍がある。わからないことも少なくないが（わかることが少ないが）、わからなくていいと思っている。だって、かっこいいのだから。リリックを味わう音楽に似ているかもしれない。 『芝生の復讐』はブローティガンの世界を知るにはうってつけの一冊。短編集。どのタイトルも洒落ている。 こちらは原書です。 ｜出版年｜1966年 ｜サイズ｜約179×108mm、ペーパーバッグ ｜状態｜全体に細かなスレやシミなどのダメージはありますが、ペーパーバックとしては状態は良いほうだと感じます。