
















世界中から惜しみなくその才能を讃えられるイランの巨匠、アッバス・キアロスタミ。素人を起用し、ごく小さな出来事から紡ぎだす、あまりに豊饒な物語…。彼の映画はいかにしてつくられるのか。自然な表現を導く術。繊細な音と絵づくり。瑞々しい秀作『友だちのうちはどこ』の製作ノートから、その映画術をたどる。書下ろしエッセイ、彼が尊敬と共感をよせてやまない黒沢明監督との貴重なダイアローグも収録。すぐれた作品を生みだす思想と方法を、あざやかに解きあかす。キアロスタミ映画のすべてを世界で初めて明かす一冊。撮影風景、シナリオ、フィルモグラフィなど豊富なデータを付す。(出版社)
子どもの表情と、作品を包む光の具合がいつまでも記憶に残る作品が多いですよね。
|著者|アッバス・キアロスタミ、キューマルス・プールアハマッド、ショーレ・ゴルパリアン、土肥悦子(訳)
|発行|晶文社
|出版年|1994年
|サイズ|216mm×155mm
|状態|表紙カバーに細かなシミが散見します。その他に、小口に細かなシミ、最終ページに値札の剥がし跡、全体に経年劣化があります。帯付き。