表紙から始まっている“自分と視線の先”の物語。1950年代に生まれた男性の一生を絵本のような文章を付けることなくたんたんと語っていく。基本的なページ構成は、左のページに彼の現在、右ページにはその彼が見ている世界が広がる。
少年時代、宇宙への強い憧れを抱き、のちにNASAで働くようになった。宇宙飛行士の夢もどうやら叶えられたようだ。ただ、人はひとりでは生きられない。人生のさまざまなステージで大切な人との別れにも向き合わなくてはならない…
グラフィカルなイラストが語り尽くす。余韻がどこまでも続いていく。
|著者|TOM HAUGOMAT
|発行|EDITION THIERRY MAGNIER
|出版年|2018年
|サイズ|252mm×180mm
|状態|表紙を正面にして右上に角打ちがあり、全ページに影響を与えています。全体に経年による細かな劣化はありますが、角打ちの他には目立つダメージはありません。