









茂田井武の作品で一般に認知されているものは少ないかもしれない。僕は宮沢賢治の『セロひきのゴーシュ』で知った。上手な絵だとは思わなかったが、記憶に残る絵だった。数年前、『ton paris』でまた違う一面に触れた。洞穴や夢のような絵を描く人だなと思った。色もきれいだ。この特集を読んでみてもその印象が大きく変わることはなかったが、みなさんが書いていることに納得(共感)できることが多くてうれしく、みんな似たようなことを感じるんだ、やっぱり好きだと思った。
|出版|すばる書房
|出版年|昭和51年
|サイズ|257mm×182mm
|状態|背表紙部分の折れ跡、後半のページ上部折れ、経年なりの細かなキズ、ヨゴレなどがあります。