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ひどい砂嵐だった。観光客は砂漠の大きな穴にはまり、炎天下、水も食糧も尽きてしまう。そんな極限状況下の人間の本性を暴く「蟻地獄」。遅筆の漫画家が一計を案じた。郊外に安い土地を買い、せめてのんびり暮らしたい、と。だが、現実は彼の夢を許さない。逼迫した漫画家、その小さな挫折を描く「枯野の宿」。貸本時代の作品を中心に17編収録。(本書より)
平野甲賀の装丁が印象的な新潮文庫シリーズ。
|作者|つげ義春
|発行|新潮社
|発行年|平成11年初版
|サイズ|約151×105mm、427ページ
|状態|ダストカバーに小さなスレ、汚れ、小さな破れ。全体に経年相応の劣化があります。