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料理発見

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おいしく食べたものは、たいてい舌が憶えている。季節がめぐってくるたびに、自然に舌の上に思い出される味がある。当たり前のことだが、味の暦は本の中や、年中行事のいい伝えを探るまでもなく、自分の感覚の中に残っていくものである。(本文より) レシピ本ではなく食にまつわるエッセイ本。料理の本質を突くような言葉の数々にハッとします。 2023年にアノニマ・スタジオから復刊されましたが、高橋常政の世界を丸ごと火にかけているこの表紙が好みです。内容にも合ってる。 目次 1章 スジ肉発見  ―味のイメージ―   犬の餌を横どりして   贋・熊の掌料理   冬瓜を器に「仏跳牆(フォティアオチャン)」をつくる   ハヤシライスの復活には牛スジを   あっさり、上品、鶏スジスープ    2章 味との出会い ―話す楽しみ―   タピオカは神秘の味   葛切り   味の記憶、京の滝川豆腐   ほとばしる熱いスープの秘密、小籠包   消えてしまったシチュー屋さん    3章 季節の味   ―舌の上の暦―   筍は皮がおいしい   タコスの解放感   仔羊中毒になって   六月の赤いトマト   汗をふきふき極辛カレー   朝茶、朝露、いい朝ご飯   炊きたての熱いご飯にスダチをしぼる   飯蒸し   十一月は新そば粉   百合根は楽しい    4章 お菓子の時間 ―遊びの領分―   真夜中の「白いアジサイ」   パンの帽子をかぶった魔法の壺焼き   残り物の白身を使ってフリアンを   縁日の思い出、ゲンゴロードーナツ   中津川からの秋のたより、栗きんとん   イチジク泥棒が作った砂糖漬    5章 美味は残酷  ―罪の感触―   仔鹿は庭に横たわり   鯉の尾部うま煮   吸いつく吸盤をはがしてタコの刺身   鳩を食べるまで   大きなハムをぶらさげて   骨までたたく |著者|甘糟幸子 |発行|新潮社 |出版年|1986年 |サイズ|約216×154mm |状態|全体に細かな汚れ、スレ、シミ。取り外しのできるビニールのカバーを付けています。

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