名作「ゴジラ」の監督・本多猪四郎の軌跡を通して描き出す撮影所年代記。黒澤明らとともに助監督として駆けまわった青春時代。兵役、敗戦、東宝争議を経て、54年にヒット作「ゴジラ』を世に送り出す。以後、日本映画盛衰の波にもまれながら、数多くの怪獣映画を手がけてゆく。そして80歳をすぎたいま、その現役ぶりは、“演出補性”として携わった『八月の狂詩曲』(黒澤明監督)のなかに、見事に刻みこまれている。(帯分より)
ゴジラをより深く楽しむための一冊として。
|著者|樋口尚文
|出版|筑摩書房
|出版年|1992年
|サイズ|約196mm×138mm
|状態|ダストカバー全体に細かなシワ、ヨゴレ、一部ページにかすかな折れ跡、小口に日焼けなどが見られますが、大きなダメージはなく、本としての状態は経年なりです。