萩原朔太郎の処女詩集。装丁は恩地孝四郎。初版は大正6年、500部発行されたが、その年の暮れには完売。古本屋で法外な価格で取引をされるようになり、朔太郎はおもしろくなかった。さらに読者からの懇願も相次いだことから再版するに至ったという。
小学館版はそれよりもずっとずっとあとのもの。それでもなかなか見かけません。
|作者|萩原朔太郎
|発行|小学館
|出版年|昭和21年8月10日発行
|サイズ|約180×123mm
|状態|カバーに押印があります。全体に経年によるシワ、スレ、ヨゴレ、日焼けなどのダメージがあります。数ページ、角に折れ跡があります。