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前半部分の協会誌ならではのお堅い内容よりも、間に挟まる当時の料理店やさまざまな商店の広告と、ピンク色の紙から後ろの後半部分「上毛花街の今昔」が非常に興味深い。前橋、高崎に限らず、当時は県内おおよそどこにでも花街が存在していたようだ。組織として機能していたことがわかる。かつての街並みを仔細に綴った文献として、とてつもなく貴重な一冊と言える。
|著者|品田亀松
|出版|群馬県甲種料理店聯合会
|出版年|昭和11年
|サイズ|190mm×130mm
|状態|古本の装いです。全体に細かなダメージがありますが状態は良好だと思います。途中、ページ一部を切り取った跡があります。とにかく希少な本です。