










すべての者が回避できない死というテーマに真正面から取組み、そのイメージの変遷から、人間が死とどのように向きあってきたかの歴史を読み解くアリエスの遺著の全訳。古代ローマ・アッピア街道の墓所から、ベルイマンの映像の現在に至る、多様な図像表現を駆使した本書は、本当の意味で、フランス歴史学派の最初の映画的書物です。(web紹介文より)
死が生活のそばにあり、芸術に昇華される対象であったことがよくわかる。さすが「図説」。図版が多くてとてもいい。
|著者|フィリップ・アリエス、福井憲彦(訳)
|出版|日本エディタースクール出版部
|出版年|1990年第2刷
|サイズ|227mm×160mm、423ページ
|状態|細かなスレ・ヨゴレ、小口に日焼け・細かなシミなど経年による劣化がありますが大きなダメージはありません。蔵書印あり。