







性の解放の精神と、そのあらわれとしての恋愛風俗とを、男女の生理と心理とに即して、いや、人間の条件に即して、これほど単刀直入に論じ、描いたものは少いのではないかと思います。
ともあれ、この書はコチコチの道学者には用のないものです。わたくしはこの恋愛の書を、女性を愛し、恋愛を愛する人々、すなわち人生を愛する人々に、ささげたいのです。(翻訳者のことばより)
クロード・アネはフランスの作家で、『うたかたの恋』や『昼下りの情事』を書いた。恋に精通していた?
|著者|クロード・アネ、大塚幸男(訳)
|装幀|井出尚
|出版|新潮社
|出版年|1995年
|サイズ|148mm×106mm
|状態|細かなキズ・スレ・ヨゴレ、全体に背割れの雰囲気がありますが、ページの脱落はありません。経年による劣化があります。古本としてお愉しみください。