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詩集 土地の名〜人間の名

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 一日一日がしずかに早く廻る  時のまわる音が風車のように鳴りひびく  水槽に水がいっぱい溜つていて  時の羽根が二、三枚  水底に沈んで光っている  その一枚一枚が少し動くたびに  扉が開いたり閉じたりする  去るものがあるのはその時であり  その出口からである  (本文より) |著者|嵯峨信之 |出版|詩学社 |出版年|1986年発行 |サイズ|177mm×155mm |状態|細かなスレ・ヨゴレなど、経年による劣化がありますが、大きなダメージはなく、古本として状態は概ね良好です。

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