








沙翁の習作時代にロンドンで民衆に狂喜されていた「血の悲劇」の代表作、捕虜王子を生きながら火刑にしたのが業因で凱旋将軍の女が辱められ舌を断たれ手を断たれる其兄二人が寃死する其老父が欺かれて自ら手を断ち半狂乱になるーーー大詩人が果してこんな毒々しい悲劇を書いたらう歟。それは専門家間未決の疑問!(本書作品紹介より)
|著者|ウィリアム・シェイクスピア、坪内逍遥(訳)
|出版|早稲田大学出版部
|出版年|大正15年発行
|サイズ|200mm×140mm
|状態|傷・汚れ・日焼け、経年による劣化がありますが、大きなダメージはなく、古本として、状態は概ね良好です。